ルカによる福音書
マルコ・バサイーティ 「ゼベダイの息子たちの召命」 「見よ、兄弟たちが一つになって共に住むことは、何という幸せ、何という楽しさであろう。」と、詩篇133篇の都のぼりの歌に歌われている。ここでイスラエルの人々は聖都エルサレムにある神殿にのぼって、…
ルーカス・クラナッハ 「子供たちを祝福するキリスト」 私たちクリスチャンは毎週、聖日ごとに、教会に集い、主に礼拝をおささげする。この礼拝とは、日本語では頭を下げて拝むという意味であるが、言語では、奉仕する、仕える、お辞儀する、ひざまずく、と…
ミレー 種をまく人 1865年 私たちクリスチャンに与えられた大きな務めは、福音の種をまき、魂の収穫を刈り取ることである。すなわち、主イエスの救いの御言葉を語り、救われた生活の実を証しすることによって、隣人をこの救いへと導くことである。 「涙と共…
ハインリヒ・ホフマン 「キリストと富める青年」 またある役人が、イエスに質問して言った。「尊い先生。私は何をしたら、永遠のいのちを自分のものとして受けることができるでしょうか。」 イエスは彼に言われた。「なぜ、わたしを『尊い』と言うのですか。…
ティントレット 『マルタとマリヤ』 さて、彼らが旅を続けているうち、イエスがある村にはいられると、マルタという女が喜んで家にお迎えした。 彼女にマリヤという妹がいたが、主の足もとにすわって、みことばに聞き入っていた。 ところが、マルタは、いろ…
ガブリエル・フォン・マックス 「ヤイロの娘の蘇生」 イエスがまだ話しておられるうちに、会堂司の家から人がきて、「お嬢さんはなくなられました。この上、先生を煩わすには及びません」と言った。 しかしイエスはこれを聞いて会堂司にむかって言われた、「…
長血の女のいやし パオロ・ベロネーゼ 8:40 さて、イエスが帰られると、群衆は喜んで迎えた。みなイエスを待ちわびていたからである。 8:41 するとそこに、ヤイロという人が来た。この人は会堂管理者であった。彼はイエスの足もとにひれ伏して自分の家に来て…
古代ゲラサの遺跡 8:26 こうして彼らは、ガリラヤの向こう側のゲラサ人の地方に着いた。 8:27 イエスが陸に上がられると、この町の者で悪霊につかれている男がイエスに出会った。彼は、長い間着物も着けず、家には住まないで、墓場に住んでいた。 8:28 彼は…
レンブラント「ガリラヤ湖の嵐の中のキリスト」 8:22 そのころのある日のこと、イエスは弟子たちといっしょに舟に乗り、「さあ、湖の向こう岸へ渡ろう。」と言われた。それで弟子たちは舟を出した。 8:23 舟で渡っている間にイエスはぐっすり眠ってしまわれ…
17:28 また、ロトの時代にあったことと同様です。人々は食べたり、飲んだり、売ったり、買ったり、植えたり、建てたりしていたが、 17:29 ロトがソドムから出て行くと、その日に、火と硫黄が天から降って、すべての人を滅ぼしてしまいました。 17:30 人の子…
18:31 さてイエスは、十二弟子をそばに呼んで、彼らに話された。「さあ、これから、わたしたちはエルサレムに向かって行きます。人の子について預言者たちが書いているすべてのことが実現されるのです。 18:32 人の子は異邦人に引き渡され、そして彼らにあざ…
18:18 またある役人が、イエスに質問して言った。「尊い先生。私は何をしたら、永遠のいのちを自分のものとして受けることができるでしょうか。」 18:19 イエスは彼に言われた。「なぜ、わたしを『尊い』と言うのですか。尊い方は、神おひとりのほかにはだれ…
「待たされる理由」 ルカによる福音書 18章1-8節 (また)、いつでも祈るべきであり、失望してはならないことを教えるために、イエスは彼らにたとえを話された。 「ある町に、神を恐れず、人を人とも思わない裁判官がいた。その町に、ひとりのやもめが…
「祈り続ける理由」 ルカによる福音書 18章1-8節 (また)、いつでも祈るべきであり、失望してはならないことを教えるために、イエスは彼らにたとえを話された。 「ある町に、神を恐れず、人を人とも思わない裁判官がいた。その町に、ひとりのやもめが…
「一人は取られ、一人は残される」 ルカによる福音書17章34-37節 17:34 あなたがたに言いますが、その夜、同じ寝台で男がふたり寝ていると、ひとりは取られ、他のひとりは残されます。 17:35 女がふたりいっしょに臼をひいていると、ひとりは取られ、他のひ…